2026/01/21
コラム
バルコニーや屋上は、日常的な使用頻度が高く、風雨や紫外線の影響を直接受けやすい場所です。そのため、防水層の劣化や施工不良によるトラブルが起きやすい箇所でもあります。気づかずに放置してしまうと、建物内部への雨水浸入や下階への漏水など、深刻な被害を招くことも。この記事では、バルコニー・屋上でよくある防水トラブルと、その予防・対策方法についてわかりやすくご紹介します。
バルコニーや屋上は基本的に平面に近い構造のため、水が排水されにくいという特徴があります。排水溝の詰まりや勾配の不良が原因で、雨水がたまりやすくなります。
屋上は直射日光を常に受けており、防水層の熱膨張・収縮が繰り返されることによって、亀裂や浮きが発生します。バルコニーも同様に、雨風による影響を受けやすく、塗膜の劣化スピードが速いのです。
経年劣化や地震による揺れで、防水層にひびが入ったり、塗膜が浮いてくる現象があります。放置するとその隙間から雨水が浸入します。
特に屋上の劣化は、上階からの雨漏りや階下へのシミ・カビ発生の原因となり、大規模修繕が必要になるケースも。
バルコニーの隅などに雨水が溜まることで、苔や雑草が生え、防水層が傷む要因になります。清掃不足もトラブルの一因です。
年1回程度の防水点検と、排水溝や溜まりやすい隅の清掃を習慣づけることで、トラブルの初期段階で気づくことができます。
ウレタン塗膜防水やFRP防水は、5〜10年を目安にトップコートの再塗装が必要です。塗膜の光沢がなくなった、色あせたなどのサインは要注意です。
防水層の内部状態や目視では確認しにくい劣化は、専門業者による打診・赤外線診断などで正確に判断できます。
屋上には耐久性重視のシート防水やウレタン防水、バルコニーにはメンテナンス性に優れたFRP防水など、用途や使用環境に合った仕様を選ぶことがトラブル防止に直結します。
施工業者によっては、防水工事に保証期間(例:5年・10年)を設けているところもあります。保証書が出る業者を選ぶと安心です。
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