2026/02/10
コラム
防水塗装は「施工して終わり」ではありません。せっかくの工事も、その後のメンテナンスを怠れば、劣化や不具合が早期に進行してしまいます。特にバルコニーや屋上、外階段などの防水層は、日常生活や風雨の影響を直接受ける場所。だからこそ、防水塗装後には定期的な点検とちょっとした気配り習慣が、耐久年数を大きく左右します。
この記事では、防水塗装を長持ちさせるために押さえておくべき具体的な習慣とポイントを解説します。
一般的な防水塗装の耐用年数は、ウレタン防水で10〜12年、FRP防水で10年程度とされています。しかし、環境や使用状況によっては早期に劣化することも。放置すれば雨漏りや下地腐食の原因になり、結果的に高額な補修が必要になります。
施工直後は安心してしまいがちですが、初期の小さなダメージを見逃すと、その後の劣化が急速に進行することがあります。見た目の異常がなくても、定期的なチェックが重要です。
排水溝やドレン周辺に落ち葉・砂・ごみが溜まると、排水不良で水たまりができ、防水層が痛みやすくなります。月1回程度の簡単な清掃で十分なので、ルーティン化しましょう。
プランターやガーデン家具など、重量物や鋭利な脚のものは防水層を局所的に傷つける原因になります。直置きではなく、ゴムマットを敷くなどの配慮が必要です。
防水層の傾斜不良や排水口の詰まりなどが原因で水たまりができている場合は要注意。水分が長時間留まることで劣化が加速するため、すぐに原因を確認しましょう。
高所作業や目視しづらい部分は、プロによる年1回の点検で劣化の初期兆候を早期に把握できます。特に施工後3年目以降は、定期点検を依頼するのがおすすめです。
ウレタン防水などは、防水層の上に塗られたトップコートが紫外線や風雨で劣化しやすいため、5年を目安に再塗布すると防水性能を維持できます。コートの光沢がなくなってきたら検討しましょう。
多くの防水工事には5~10年の保証が付いている場合があります。保証の対象期間や内容をしっかり確認しておけば、異常が起きた際にもスムーズな対応が可能です。
防水層の表面が白っぽくなっていたり、髪の毛状のひび割れ(ヘアークラック)が見られる場合は初期劣化のサイン。早期の補修で被害の拡大を防げます。
防水層が浮いていたり、ブカブカした感触がある場合は、内部に水が入り込んでいる可能性大。この段階になると部分補修では済まないケースもあるため、早めの点検を。
雨漏りが起きる前兆として、室内側の壁や天井にシミができることがあります。見逃さず、外部防水とセットでチェックしましょう。
大和装業株式会社へのお見積りや、ご質問等お問い合わせは以下より行っていただけます