2023/09/15
コラム
塗装防水工事とは、防水材料を塗ることで膜を創ることが特徴です。
一般的にベランダの床や勾配のあまりない屋根などに施されます。
液体状の材料を使うことから、さまざまな形状の場所に使うことが可能です。
防水工事を行ううえで、いくつか重要なポイントがあります。それぞれのポイントについて詳しく説明していきます。
禁煙防水工事を行ううえで塗膜防水をするケースが増えています。塗膜防水とは、防水の膜を作る方法であり、主にベランダの床や勾配のない屋根に活用されることが一般的です。
液体状であるため、形状が複雑であっても対応できます。さらに、防水層があったとしても撤去が不要であることから手間や費用を抑えることも可能です。
しかし、人が塗る必要があり一定の厚みを出すためには技術を持った職人に依頼することが求められます。さらに、乾燥するまで長時間必要としており、工期が長くなる点に注意が必要です。
塗膜防水を進めるうえで次の2種類あります。
●FRP防水
●ウレタン塗膜防水
FRP防水はガラス繊維強化プラスチックを使っており、耐久性に優れていることが大きな特徴です。合成樹脂であるため下地が安定していなくても利用できます。ガラス繊維でできていることから、人がよく歩くような場所にも向いています。しかし、コストが高い点や木造住宅のベランダをはじめ限られた場所で利用できない点がデメリットです。
ウレタン塗膜防水は、ウレタン樹脂を化学反応させることで防水塗膜を作ります。弾性があることからひび割れた部分から水の侵入を防ぎます。
さまざまな場所に利用でき、コストや建物への負担が少ないことからよく利用される手法です。しかし、手塗りのため職人の技術を必要としているほか工期が長くなる点がデメリットです。つまり、塗装防水の特徴は主にウレタン塗装防水のことをさします。
防水工事の予算をたてるうえで、防水工事は塗料や防水材以外にもさまざまな費用がかかることを把握することが必要です。例えば、下地処理や高圧洗浄日、回収レン設置などさまざまな費用がかかります。
さらに、既存の防水層がある場合は撤去が必要であり、さらに費用がかかります。
防水工事では保証制度が設定されていることが一般的です。契約した会社や実際に施工する会社、さらには材料を提供しているメーカーが連盟した材料保証が適応になります。条件が設定されていることがほとんどであるため、必ず確認をするようにしましょう。
業者から見積もりを提示されたときに、これらの知識は参考材料になります。
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