2024/04/19
コラム
外壁塗装と屋根塗装を同時におこなう方は少なくありません。
足場の設置が一度で済むため、コスト面でメリットがあるのです。
しかし、足場の設置が一度で済むといっても、ある程度まとまった支出は必要でしょう。
外壁塗装と屋根塗装、本当に重要なのはどちらなのでしょうか?
屋根の塗装には、主に4つの効果があります。
効果を知れば、屋根の塗装の必要性も見えてくるでしょう。
屋根の塗膜が劣化していると、防水効果が十分に発揮できません。
雨漏りのリスクにつながるので、屋根塗装で塗膜を復活させてください。
屋根の棟板金はサビが発生しやすいですが、屋根塗装の際にヤスリがけ(ケレン)をしてからサビ止めを塗ります。
つまり、屋根塗装するとサビの発生が抑制できるのです。
断熱塗料や遮熱塗料を屋根に塗ると、室内の温度を快適にキープできます。
空調を過剰に効かせなくても、四季を問わず快適な暮らしが実現できるでしょう。
湿度の高い地域に建っている住宅は、屋根に苔やカビが発生することがあります。
屋根塗装はバリアの役割もあるので、湿度に関わらず、苔やカビから守ってくれるでしょう。
屋根は塗装によって機能性をキープできます。
屋根の塗装のタイミングは、主に以下の通りです。
スレート屋根の場合、築7~10年が塗装の目安です。
しかしそれ以外にも、屋根の欠けやひび、変形などを発見したら早めに業者へご相談ください。
トタン屋根の塗装は、サビの発生が目安です。「このくらいのサビなら放置しても大丈夫だろう」と見て見ぬふりをせずに、すぐに業者に連絡してください。
サビは自然に改善することはなく、放置することでますます広がります。そのままだと穴が開き、塗装では対応できなくなることもあるのでご注意ください。
できれば、サビが発生する前に塗り替えるのがベストです。
外壁塗装も屋根塗装も、美観はもちろん防水性にも関わる大事な工事です。
「屋根塗装だけしていたら外壁から水が侵入して室内の壁が濡れた」という事態になっては本末転倒です。
どちらか一方だけおこなえば安心というわけではなく、やはり同時におこなうに越したことはないでしょう。
外壁塗装は屋根塗装と同時におこなうとコスト削減になります。
どちらも足場の設置が必要な工事ですが、別々の日程で依頼すると、その都度足場を再度組み立てたり撤去したりしなければならないのでコストが割高になってしまうのです。
「外壁よりも屋根の塗装」など優劣をつけず、ぜひ同じ日程で同時に施工することをおすすめします。
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