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2024/08/20

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外壁塗装で塗り替えができる場所とできない場所


外壁は常に天候の影響を受けています。
どれほどグレードの高い塗料を使っていても、経つにつれて劣化や色あせが起こるのは自然なことなので、適切なタイミングで塗り替えしましょう。

この記事では、外壁塗装で塗り替えができる場所とできない場所について解説します。

  • 外壁塗装で塗り替えができる場所
  • 外壁塗装で塗り替えできない場所
  • 付帯部も塗装できる

外壁塗装で塗り替えができる場所

外壁塗装で塗り替えができる場所は以下の通りです。ほとんどの業者では見積もりの範囲に含めていますが、念のために「どこまでが塗装範囲なのか」を質問しておくと安心です。

雨戸

凹凸の部分を塗り替えます

シャッター雨戸ボックス

ボックス部分だけの塗り替えが一般的です。 ※シャッター部分に塗装すると、塗膜がくっついて動きに問題が出る恐れがあるため

小さな屋根のことです ※窓の上部にあります

雨樋

一般的には、雨樋とともに「軒樋」も塗り替えてもらえます。※「軒樋」とは屋根の近くについている雨樋のことです

破風

軒のついていない部分です。 ※屋根の側面にあります

水切り

L字型の金物です ※基礎部分と外壁との間にあります

鼻隠し

軒のついている部分です ※屋根の先端にあります

なお業者によっては、
・ベランダの床
・エアコンの室外機
なども塗装してくれます。気になる場所があれば、「〇〇は塗装範囲ですか?」というように質問してみましょう。

外壁塗装で塗り替えできない場所

外壁塗装では、上記の通りさまざまな場所を塗り替えられます。
しかし塗り替えできない場所も存在するのでご注意ください。

・窓枠
・コンクリート(基礎部分など)
・ガラス(窓ガラスなど)
・アルミ玄関ドア/アルミの手すり:塗料を塗っても剥がれやすくなるので、おすすめしません
・雨戸の枠:枠部分は塗装できませんが、内部なら塗装できます

「せっかくだからドアも塗装してほしい」と考える方は少なくないでしょう。
しかし“素材の美しさを楽しむ”タイプのドア(木目の美しいドアや金属製ドアなど)のように、塗装しないほうが良いケースもあります。
ドアの塗装を希望する場合、業者に相談してみましょう。

付帯部も塗装できる

外壁塗装では、一緒に付帯部にも施工できます。
付帯部とは、水切り・シャッター・雨戸など細かな部分のことです。外壁とともに経年劣化するので、同じタイミングで塗装するのが望ましいでしょう。

なお付帯部にチョーキング現象が起こることもあるので、発見したら早めに業者へ相談してください。
チョーキング現象とは、触ったときに手に白い粉がつくことです。これは劣化のサインで、放置していると割れやサビにつながるのでご注意ください。

外壁塗装で塗り替えができる場所はいくつもあります。
付帯部もまとめて塗り替えると、新築のような見た目に一新できるでしょう。もちろん機能性も期待できます。

しかし塗り替えできない箇所もあるので、業者と相談しながらすすめていきましょう。

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