2022/10/18
コラム
塗装工事を行う際に、下塗りがとても重要な役割を担っています。
「下塗り」と聞いてもピンと来ないかもしれません。
塗装工事を行う際には、上塗りと下塗りがあり、下塗りは下地と上塗りとの間に塗料を塗る工程です。
下地と上塗りとの間に塗料を塗ることによって、下地と上塗りと接着させる効果があります。
この下塗りを行わないと塗料の接着が甘くなってしまいます。
下塗りは上塗り塗料を綺麗に仕上げるために行うものです。
下地と上塗りが接着することで空間に空きが出ないようにし、ムラの無い仕上がりになります。
また、リフォームや塗り替えを行った際に、旧塗料が新塗料の発色を妨げない役割も担っています。
下塗りを丁寧に行うことで、上塗りを行った塗料の見た目が美しくなり、下塗りを行わないよりも塗料の効果が長持ちします。
費用や工事期間短縮のために、下塗りを省くことはあまりおすすめできません。
下塗りを行わないと、上塗り塗料の接着が悪くなり、本来の塗料の持つ効果が小さくなってしまうからです。
塗料には耐熱や防水の耐性を持つものがありますので、接着がされていないと塗料が落ちるのが早くなり、耐性も弱まってしまうことになります。
建物はメンテナンスが必要ですので、塗料が落ち、耐性が弱まってくると通常よりも塗装や修繕工事を行う時期が早まり、その分の費用が多く発生してしまいます。
下塗りを行い、建物の耐久性を上げておくことがポイントとなります。
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