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コラムColumn

2023/06/08

コラム

太陽光パネルが設置される屋根の塗装パターン3つ


太陽光パネルをすでに設置していたり、設置を検討していたりするご家庭は、「屋根塗装はできるのか」と気になるでしょう。

太陽光パネルが乗っている屋根にも、もちろん塗装は可能です。ただ注意点があるため、業者と相談しながら間違いのないようにすすめてください。

  • 太陽光パネル設置前の場合
  • 太陽光パネル設置後【脱着あり】の場合
  • 太陽光パネル設置後【脱着なし】の場合
  • 太陽光パネルを設置した屋根の塗装でよくあるトラブル

太陽光パネル設置前の場合

太陽光パネルを設置する前なら、問題なく全体を塗装できます。
ただ築年数が経過している住宅は雨漏りが心配です。天井に染みていなくても下地が濡れていないか、野地板が太陽光パネルを支えるのに必要な強度を持っているかなどをしっかりご確認ください。

なお野地板の厚みは、太陽光パネルを設置する場合「12mm以上」と定めているメーカーもあります。現状の厚みがそれ以下であれば、交換する必要があるでしょう。

太陽光パネル設置後【脱着あり】の場合

太陽光パネルを設置すると、屋根の全体塗装はなかなか難しくなります。
もちろん太陽光パネルを取り外せば問題ないのですが、脱着だけで20万程度の費用は必要でしょう。

ただ、屋根全体を塗装すれば、本来の機能を十分にキープできるのは確かです。
塗装していない部分(太陽光パネルの下)から雨漏りすると、脱着費用に加えて屋根材や下地交換の費用などもかさんできます。そのため“転ばぬ先の杖”として脱着を選ぶ方は少なくありません。費用はかかりますが、長期的にも安心な方法といえるでしょう。

太陽光パネル設置後【脱着なし】の場合

太陽光パネルの脱着には、どうしても費用がかかります。
業者からも、一度は“太陽光パネル脱着ありの全体塗装”を提案されるでしょう。

太陽光パネルを設置したままでの屋根塗装は、不可能ではありません。しかし太陽光パネルには耐用年数が定められているので、寿命が来て取り外した際に、塗装した部分としていない部分の色の差が大きくなりそうです。

雨漏り防止の観点から考えると、一度くらいなら、太陽光パネルをつけたまま“それ以外の部分”だけを塗装しても問題ないでしょう。屋根は天候の影響を直接受けるパーツですが、太陽光パネルの下の屋根材は、雨も日光も直接当たりません。つまりもともと痛みにくいので、一度くらいなら、脱着せずに全体塗装をおこなっても機能的にそれほど影響はないと考えられます。

太陽光パネルを設置した屋根の塗装でよくあるトラブル

太陽光パネルを設置した屋根の塗装をきっかけに、業者とトラブルになる事例は少なくありません。

トラブルを防ぐためには、以下の2点がポイントです。

施工前:施工後の太陽光パネルの写真を撮影する

太陽光パネルが乗っている屋根でも、一般的には「塗装をした」という理由で保証が切れることはありません。
しかし、施工後に太陽光パネルが故障したため業者に点検を依頼したら「塗装業者による破損だと思われます」と保証してもらえないケースもあるようです。

トラブルを防ぐために、塗装の前後で太陽光パネルの写真を撮影することをおすすめします(塗装業者に依頼すると撮影してもらえるでしょう)。

施工の際:太陽光パネルの上に乗らないことを確認する

太陽光パネルは、人が乗ることを想定して作られていません。
太陽光パネルがあるとどうしても作業スペースが狭くなってしまうため、太陽光パネルの扱いを知らない業者は、上に乗って作業することがあるようです。

ひび割れや故障の原因になるため、あらかじめ「太陽光パネルの上には乗らないでください」と伝えましょう。

太陽光パネルが乗っていても、屋根塗装は可能です。
取り外して太陽光パネルの下まで塗装するのが一番ですが、一度くらいなら、脱着せずに“見える部分”だけを塗装しても問題ないでしょう。

業者と相談しながら、納得のいく施工をしてください。

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