2023/06/14
コラム
外壁や屋根の塗装は一般的ですが、雨戸のシャッターにも塗装が必要です。
サビていたり色が褪せていたり、手で触ると粉がつくようなら、塗装の時期といえるでしょう。
雨戸のシャッターを塗装する際のポイントについて3つ紹介するので、ぜひ参考にしてください。
雨戸の種類によっては、塗装する必要がないものもあります。
「塗装すべきもの」と「塗装する必要がないもの」を見極めるには、【磁石がつくかどうか】を目安にしてください。
アルミ、ステンレス、銅などは磁石がつきません。これらはもともとサビが発生しにくく長持ちする素材なので、塗装不要です。塗装しても数年で剥がれてしまうので、むしろ見た目が悪くなるでしょう。
他に雨戸のシャッターで代表的な素材は、塩ビ鋼板、スチールなどです。これらは磁石がつくので、定期的な塗装で長持ちさせてください。(なお磁石はつきませんが、木材のシャッターにも塗装が必要です)
塗料はきちんと密着させないと、施工してもすぐ剥がれてしまいます。
雨戸のシャッターは外気にさらさせるパーツなので、下地処理を念入りにおこないましょう。
ホコリや砂、サビ、剥がれかけている前回の塗装など、そのまま施工するわけにはいきません。水拭きをしたりヤスリで表面を滑らかにしたり、十分な下準備をしてください。
基本的に、塗装は“比較的状態の良いもの”に対しておこなう補修方法です。
あまりにサビが広がっていたり、へこんでいたりめくれていたりする場合は、塗装ではなくて交換を選ぶことをおすすめします。
商品によって値段の差はありますが、2~6万円程度が相場でしょう。
雨戸のシャッターはご自身でDIYできますが、気泡が入ったり塗りムラができたりして、結局業者に依頼し直す事例は珍しくありません。
新品同様にきれいな見た目にするためにも、最初から業者に依頼するのが一番です。
しかし、施工後に業者とトラブルになるケースもあるのでご注意ください。
「凹み」は、もっともよく見られるトラブルです。
業者に塗装してもらうと艶が出てきれいになりますが、見た目が良くなった分、今まで気づかなかった凹みが目立つことがあるのです。
作業中に業者がつけたものなのか、元からあった凹みなのかをはっきりさせるためには、事前の写真撮影が欠かせません。さまざまな角度から撮影しておけば、後のトラブルを防止できるでしょう。
ご自身でDIYすることもできますが、やはり専門の業者に依頼するのが安心です。施工前に写真を撮影しておけば、大きなトラブルを未然に防げるでしょう。
雨戸のシャッターをきれいに塗装して、安心安全な住宅をつくってください。
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