「地域密着型」の塗装工事会社大和装業株式会社

コラムColumn

2023/07/18

コラム

クラック(ひび割れ)が起きると生じるリスク


外壁にクラックを見つけたら要注意です。
クラックを放置すると、さまざまなリスクにつながってきます。

クラックが起きると生じる4つのリスクを解説するので、気になることがあれば早めに業者へ相談しましょう。

  • クラックとは
  • クラックが起きると生じるリスク4つ
  • クラックの補修方法

クラックとは

クラックとは、ひび割れのことです。
住宅では外壁や外構でよく見られます。

経年劣化をはじめ、地震の影響によるものや施工不良など、原因はさまざまです。

髪の毛程度の微細なクラックであればすぐに補修する必要はありませんが、年月の経過とともに大きく広がることもあるのでご注意ください。一方、髪の毛を超える大きさのクラックはすぐに補修が必要です。耐久性や構造に悪影響を与えるため、専門の業者に相談しましょう。

クラックが起きると生じるリスク4つ

クラックが起きると、見た目が悪いのはもちろんですが、建材の機能にもさまざまな影響を及ぼします。

鉄筋が錆びる

コンクリートの外構に入ったクラックの場合、鉄筋の錆につながることがあります。
通常であれば内側の構造部分が錆びることはありませんが、少しでもすき間が開いていると、そこから雨水が侵入してしまうのです。

髪の毛程度のクラックでも、このようにじわじわと浸食していくことがあるのでご注意ください。

建物の強度低下

クラックは雨水の侵入ルートになります。放置していると建物の内側が次第に腐食して、建物全体の強度に悪影響を及ぼすことがあります。

構造部分が不十分な状態だと、地震の際に大きな事故につながりかねません。「クラックを放置していたせいで建物が倒壊」とならないように、クラックに気づいたら早めに業者に補修してもらいましょう。

シロアリが集まる

クラックから入り込んだ雨水は、簡単に乾くことはありません。シロアリは湿気の多い場所を好むため、クラックの内側に巣をつくって繁殖するかもしれません。

住宅がボロボロの状態だと、地震で倒壊する恐れもあります。
内側の状態は通常確認しにくいからこそ、定期的にクラックの有無をチェックするのが望ましいでしょう。

天井や壁にシミができる

ポタポタと滴るような雨漏りではなくても、建物内部に侵入した雨水がシミとして表れることもあります。

シミも雨漏りも、すでに下地部分まで劣化しているサインです。この場合、下地ごと新しいものに交換しなければならないため、工事はかなり大掛かりなものになるでしょう。

クラックの補修方法

クラックは一般的に、
・シール工法:クラック部分に下地調整剤をすり込んで補修
・樹脂注入工法:クラック部分に樹脂をすり込んで補修。乾くまでに時間がかかるので工期は2~3日が一般的
・カットシーリング充填工法:クラック部分をU字型にカットして、そこにシーリング材をすり込んで補修

……のいずれかで補修します。
クラックのサイズや建物の状態によっても最適な方法が異なるので、詳しくは業者にご相談ください。

クラックを放置しているとさまざまなリスクが生じてきます。
一か所でも見つけたら早めに補修しましょう。

DIYでの施工も不可能ではありませんが、業者に依頼するのが一番確実です。住宅のことを何でも相談できるような業者と出会えたら良いですね。

大和装業株式会社へのお見積りや、ご質問等お問い合わせは以下より行っていただけます

お見積もりEstimate

お見積もりのご依頼はこちらから

お問い合わせContact

ご質問・お問い合わせはこちらから