2023/11/02
コラム
防水工事をすることで、建物の降雨水を防げるため漏水防止につながります。
防水工事にはさまざまな種類があり、それぞれ特徴が異なる点が特徴です。
この記事では、シート防水について特に詳しく説明していきます。
防水工事には次のような種類が挙げられます。
●シート防水
●塗膜防水
●アスファルト防水
シート防水とは、防水シートを施工する部分に固定する防水工事の方法です。
防水シートはゴム製は塩化ビニルであることが一般的です。シートをかぶせることによって、どのような下地であっても影響されずに防水工事を行えます。
塗膜防水は、液状の原料を重ね塗りしていく方法です。密着性が高く割れにくいことから需要が高まっています。
塗膜防水にもFRP防水やウレタン防水などさまざまな種類があります。比較的安価なウレタン防水に比べて、ガラス繊維強化プラスチックを使うFRP防水は強度に優れていることが特徴です。
アスファルト防水は、アスファルト性の防水シートを貼り合わせます。
大正時代から施工されており、防水工事の中でももっとも歴史があります。
防水性が高いことが特徴であり、現在でもさまざまな場所で活用されているのです。
シート防水には次のような特徴が挙げられます。
●耐用年数が長い
●広範囲に対応しやすい
●適切なメンテナンスが求められる
シート防水の耐用年数は10〜15年であることが一般的であり、さまざまな防水工事の中でもっとも長くなっています。
シート防水が他の防水方法と比較して長寿命である理由は、シート材料の品質と施工の両方に起因します。
優れたシート材料は劣化に強く、外部要因に耐える性能を発揮します。
シート防水は一度にムラなく工事を進められることから、広い面積にも対応しやすいことが特徴です。
そのため、アパートやビルの防水工事にもよく利用される方法です。
大きな建物や広い面積の防水工事を行う場合、シート防水は効率的で迅速な選択肢となります。
シート防水材料はロール状で提供され、大きな面積に簡単に適用することが可能です。
これにより、工事が一貫して進行し、施工にかかる時間が短縮されます。
シート防水をより効率的に活用するためには、適切なメンテナンスが求められます。
汚れや破損した箇所を修復し、定期的な点検を行うことが重要です。メンテナンスの仕方によって耐用年数が変わる場合があります。
シート防水表面の汚れや損傷を定期的に点検し、問題があればすぐさま修復することが大切です。
汚れた表面や切れ目、穴などが放置されると、水が浸透しやすくなり劣化が進行します。
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