「地域密着型」の塗装工事会社大和装業株式会社

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2024/02/29

コラム

防水工事の工法の種類


マンションや戸建てなどにおいて、防水工事はとても大切です。
防水工事は工法によって5種類に分かれます。
工法ごとの特徴を詳しく紹介するので、ぜひ参考にしてください。

  • 塗膜防水
  • ゴムシート防水
  • 塩ビシート防水
  • FRP防水
  • アスファルト防水

塗膜防水

塗膜防水は、凹凸のある形状でも容易に施工できるのが特徴です。ただ、職人が手作業で塗るため、塗りムラが生じることがあります。

5~6年ごとに再塗装のメンテナンスが必要ですが、2~3回の塗り重ねで済むため、工事費は比較的リーズナブルです。

熱やにおいが発生しないので、近所への配慮も最小限で済むでしょう。

塗膜防水の工程は以下の通りです。
1 下地調整
2 プライマー塗布
3 補強布貼付け
4 防水材塗布
5 トップコート塗り

ゴムシート防水

ゴムシート防水では、ゴム系または塩ビ系のシートを使用します。
シートのため、つなぎ目から雨水が侵入しないようにしっかり処置をしなければなりません。

劣化した場合はシートを交換します。
全交換は費用がかかるため、手遅れになる前に補修工事を済ませておきましょう

ゴムシート防水の工程は以下の通りです。
1 下地調整
2 プライマー塗布
3 補強補修
4 防水シート貼り
5 トップコート塗り

塩ビシート防水

塩ビシート防水は、塩化ビニル樹脂でつくられたシートを接着剤で貼るだけの工事です。
シート同士が重なる場所はジョイントが発生しますが、熱風で溶ける性質を持つため、仕上がりはなめらかです。

塩ビシート防水の工程は以下の通りです。
1 下地調整
2 下地処理
3 接着剤下塗り
4 塩ビシート貼り
5 シール処理エア抜き

FRP防水

FRP防水は、継ぎ目のないきれいな仕上がりが特徴です。
液状樹脂に硬化剤を加え、それを補強材と組み合わせることで一体化させます。

完成した防水層には、
・耐久性
・耐熱性
・耐候性
・耐食性
・軽量
など数多くのメリットがあります。

硬化の際ににおいが発生するため、近隣への配慮を忘れないようにしましょう。

FRP防水の工程は以下の通りです。
1 下地調整
2 プライマー塗布
3 中塗り
4 上塗り

アスファルト防水

アスファルト防水は、「熱工法」「常温工法」「トーチ工法」の3種類に分かれます。

熱工法

改質アスファルトルーフィングを貼り合わせ、防水層を作っていきます。
高温で融解させた改質アスファルトを使うため、すき間のない防水性が期待できるでしょう。施工後はすぐに硬化するので安全性の面も問題ありません。

常温工法

粘着層付改質アスファルトルーフィングを下地に張り付けた後に、
・ローラー転圧で下地に張り付けながら層をつくる
・ルーフィング類を液状材料(ゴムアスファルト系など)で下地に張り付ける
のいずれかで工事をします。

作業は比較的容易で、安全性も高めです。

トーチ工法

まず、両面を改質アスファルトでコーティングします。それをトーチバーナーであぶり、防水材を溶解させながら施工します。

トーチ工法には、
・施工時ににおいが発生しない
・煙がほとんど出ない
・CO2がほとんど排出されない
・火傷のリスクが少ない
など、さまざまなメリットがあります。

防水工事の工法の種類はさまざまです。
業者と相談しながら、希望する箇所に合った施工をしていきましょう。

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