2024/03/11
コラム
外壁塗装を依頼する場合、せっかくなら可能な限り塗装でメンテナンスしてもらいましょう。
しかし外壁塗装では、塗れる場所・濡れない場所があります。
外壁塗装で濡れる場所や、外壁塗装に必要な缶の数について、詳しく紹介します。
外壁塗装では、「外壁」「屋根」を塗るのが一般的です。しかしそれ以外にも塗れる部分があるので、それぞれ見ていきましょう。
・外壁:いわゆる一般的な“外壁塗装”です。外壁材に合わせて、職人が最適な塗料を見極めながら施工していきます。
・屋根:建物の屋根も、外壁塗装の範囲内です。屋根を塗装でメンテナンスすると、防水性や耐久性の向上が期待できるでしょう。
・その他:軒天、破風板、雨樋、幕板、ダクトフード、水切り、面格子(木製)、縁側、霧よけ、窓枠(木製)、戸袋、雨押さえ など
業者によって扱いが異なることがあるので、メンテナンスを希望する箇所があれば相談してみましょう。
外壁塗装ではさまざまな範囲を塗れますが、一方で塗れない部分もあります。
塗ると、うまく塗れなかったり剥がれたりすることがあるので、以下に該当する場合は別途相談することをおすすめします。
・コンクリートの部分
・ガラスの部分
・アルミの部分
・白木(和室の柱に使われる材木)
外壁塗装ではさまざまな箇所を塗装してくれますが、缶の数が増えるほど費用がかかるので気になる方も多いでしょう。
1缶でどれほどの面積を塗れるかは、塗料によって異なります。
希釈量が多ければそれだけペンキの量が増えるので、塗れる範囲も広くなります。
しかし一般的には、1缶あたり100~150㎡程度が目安です。
一般的な戸建て住宅(2階建て)の構造が
・屋根面積80~100㎡
・外壁面積140~180㎡
であることを考えると、
・屋根と外壁:9~11缶
・希釈用シンナーや付帯部(軒天や破風板など)の塗装も含める:13~15缶
・希釈用シンナーや付帯部(軒天や破風板など)の塗装も含め、さらに下塗りにフィラーやサーフェサーを使う:15~18缶
・劣化の激しい建物への塗装やハイグレードの塗料:20缶~
が目安といえるでしょう。
このように、どのようなケースでも、外壁塗装をおこなう限り現場には数多くの缶が置かれているはずです。
置いてある缶の数があまりにも少ない場合、業者がかなり希釈して使っていたり必要な塗装回数を守っていなかったりする可能性があるのでご注意ください。
また、塗装には数多くの缶が必要です。施工不良は建物の寿命を縮める原因になるので、どうぞご注意ください。
信頼できる業者を見極めて、納得のいく施工をしましょう。
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