「地域密着型」の塗装工事会社大和装業株式会社

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2024/03/20

コラム

塗装業の塗る順番


塗装業者は、正しい知識の元、確かな技術で塗装していきます。
「塗装」というと「塗るだけ」と思う方は少なくありませんが、実は大きく分けて6工程で成り立っているのです。

では、塗装業の塗る順番について詳しく見ていきましょう。

  • 1:足場、養生
  • 2:高圧洗浄
  • 3:下地補修
  • 4:下塗り
  • 5:上塗り
  • 6:点検、撤収

1:足場、養生

塗装作業に欠かせないのが、足場の設置や養生作業です。
一見「塗装」とは関係ないように思えますが、万全の状態で塗装するためには事前の準備が欠かせません。

足場の設置は1日程度で完了します。その後、ビニールや飛散防止ネットなどで丁寧に養生していきます。

2:高圧洗浄

塗装面が汚れていると、塗料がうまく密着しません。
そのため塗装する前に、高圧洗浄で汚れやホコリを除去します。

高圧洗浄では大量の水を使うため、24時間~48時間の乾燥時間が必要です。

なお、「格安」をうたっている業者は、高圧洗浄の工程を省略することもあります。見積書に「高圧洗浄」の工程が載っていなければ、なぜ高圧洗浄をしないのかを確認しましょう。

3:下地補修

塗装面の状態を確認します。
塗料の剥がれがあれば除去したり、ひび割れがあればシーリング材を充填したり、ケレンでサビを落としたりなど、状態によって補修内容が変わります。

この工程が適当だと、いくらハイグレードの塗料を塗っても意味がなくなってしまいます。業者によっては手抜きしやすい部分なので、信頼できる業者を見極めることが大切です。

4:下塗り

下準備を終えたら、いよいよ塗装の工程に入ります。

まずは「下塗り」という、塗装面を整える作業をおこないます。
下塗り剤は主に以下の3種類が使われます。

・シーラー:塗料の吸い込み防止、下地と塗料の密着性を高める
・プライマー:下地と塗料の密着性を高める、鉄にも使用可能
・フィラー:塗料の吸い込み防止、下地と塗料の密着性を高める、パテのような効果もある

なお、この「下塗り」は「中塗り」と呼ばれることもあります。

5:上塗り

一般的に、塗装は2回おこなわれることがほとんどです。
その2回目を「上塗り」と表現することがありますが、実際の回数は塗料の性質によって変わります。

外観や機能性に直接影響する大事な作業です。
またこの時に、付帯部も合わせて塗装します。(雨戸や軒天など)

6:点検、撤収

ひととおり作業が終わったら、施主と一緒に点検します。
気になる箇所や疑問点があれば、業者へ遠慮なく質問しましょう。

問題がなければ、
・足場の解体
・養生の取り外し
をおこない、作業完了となります。

塗装業の塗る順番には決まりがあります。
ひとつ工程を省略したり、適当におこなったりすると、仕上がりが変わってしまうのでご注意ください。

定期的なメンテナンスのことも考えると、信頼できる業者に依頼することが大切です。
複数社から見積もりを取り、金額やサービス内容、担当者の対応などから総合的に判断してください。
塗装のことを何でも相談できるような優良業者と、長く付き合っていきましょう。

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