2024/06/11
コラム
塗装事業で独立すれば、自由な働き方ができるうえ、うまくいけば年収の大幅アップも可能です。
しかし開業前に念入りに準備してください。
塗装事業の開業に必要な準備や、開業のタイミングについて詳しく紹介します。
塗装事業の開業には、主に以下の4つが必要です。
ライバル他社も多い業界だからこそ、準備しておくと強みになるでしょう。
塗装事業で開業するのに資格は特にいりませんが、資格を取得しておくに越したことはないでしょう。
お客様の多くは、ホームページから「この業者に依頼してもいいかどうか」を判断します。そこでそれぞれの業者は「〇〇(資格名)保有」など資格をアピールするのですが、やはり資格がある業者と無資格の業者では信頼性が違います。
たとえば以下のような資格は、ホームページにアピール材料として掲載できます。
実際の塗装スキルも大切ですが、まずは“選ばれる”ための工夫をしましょう。
・塗装技能士
・足場の組立て等作業主任者
・有機溶剤作業主任者
・石綿作業主任者
・雨漏り診断士
・外壁診断士
・外壁塗装マイスター
・外壁劣化診断士
・窯業サイディング塗替診断士
塗装には工具が必要です。また現場まで移動するための車両も欠かせません。
具体的には
・刷毛
・ローラー
・養生道具
・パッチ缶
・印鑑
・プリンター
・コンプレッサー(リースという選択肢もある)
・高圧洗浄機(リースという選択肢もある)
・作業車(リースという選択肢もある)
などを準備すると良いでしょう。
開業資金は、
・自己資金
・融資
の2つの方法があります。
現場で使う塗料代などはもちろんですが、集客のための費用(チラシやホームページの制作)なども惜しんではいけません。
また工具や車両なども必要です。高額すぎて一度に払えない場合は、リースも視野に入れることをおすすめします。
会社の規模が大きくなったら、人材も増やしましょう。
一人親方も悪くありませんが、優秀な人材が増えれば売上増加が期待できます。
「いつかは自分の会社を」と考える塗装工は少なくないでしょう。
しかし何事にもタイミングが大切です。
塗装事業を営むなら塗装スキルは大前提です。
一般的には、7~10年程度経験を積んだら、独立を視野に入れる方が多くなるようです。
会社の一員として働いていると、さまざまな不満が生じることがあります。
・給与が少ない
・上司と考えが合わない
・仕事の方針が合わない
など「この先、このまま何十年も続けていいのか」と思うことがあったら、開業を考えても良さそうです。
ただ、先にお伝えしたとおり開業には入念な準備が欠かせません。
突発的に辞めず、しっかりと計画を立ててから実行することをおすすめします。
タイミングを見計らって、あたためた夢をぜひ実現させてください。
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