2024/06/12
コラム
「塗装を検討しているけれど今は梅雨だから……」と躊躇する方は少なくありません。
確かに、塗装は乾燥が大切なので梅雨の時期は不向きと感じてしまうでしょう。
しかし梅雨の塗装は可能です。
梅雨の塗装のメリットや注意点などを紹介するので、ぜひ参考にしてください。
「梅雨に塗装なんて無理」と思っていませんか?
実は、天気予報を見ながら適切にスケジュールを組めば、施工不良もなく通常通りに塗装できるのです。
それどころか、梅雨の時期は他の季節に比べてメリットもあります。
梅雨は雨ばかりですが、業者にとっては夏や冬に比べて作業しやすい時期でもあります。
外壁塗装はもちろんですが、屋根塗装など日陰のない場所での作業となると、炎天下では命に関わりかねません。極寒の時期も寒さで手元が狂いやすいので細心の注意が必要です。
つまり梅雨は、雨さえ降らなければ、業者にとって快適に作業できる時期なのです。
「塗装するなら梅雨以外」と考える方は少なくありません。
そのため梅雨時期の塗装業者は、比較的スケジュールに余裕があります。
繁忙期だと何週間も先を指定されることがありますが、梅雨なら希望の日時が通りやすいかもしれません。
塗装は乾燥が大切ですが、梅雨だと雨も湿気も多いため、施工にはいくつかの注意点があります。
業者は常に天気予報をチェックしながらスケジュールを組みますが、予想外の雨が降る確率はゼロではないでしょう。そのような場合、雨が止むまで工事を中断せざるを得ません。
工事が終わるまで、基本的に養生も足場もそのままです。室内が湿気でじめじめしていても窓を開けられないので、換気したい場所があれば業者に相談しましょう。
先ほど「雨で工事が何日も中断することがある」とお伝えしました。
では、小雨程度なら工事を続けても問題ないのでしょうか?
答えはNOです。
雨の日に塗装すると、品質や仕上がりに影響が出る恐れがあります。時にスケジュールの組み直しになっても、「雨が降ったら工事中断」が賢明でしょう。
小雨でも、本降りでも、雨の日に塗装を続ける業者はおすすめしません。
まれに雨でもスケジュール通りに強行する業者がいますが、その理由は「早く次の契約をしたい(受注量を増やしたい)」に尽きるでしょう。
雨で工事が中断してしまうと、次の工事に取り掛かれません。「この程度の雨なら問題ありません」「私たちの塗装技術なら雨でも大丈夫です」など巧みな言葉で工事を決行する業者にはどうぞご注意ください。
梅雨だからこそ、雨漏りしないために躊躇せず塗装することをおすすめします。
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