2024/06/25
コラム
「雨や湿気の多い時期は外壁塗装はやめたほうがいい」と思う方は少なくありません。
確かに、空気中の水分が多いと、乾くまで普段以上の時間が必要でしょう。
では外壁塗装に適した気温や湿度はどのくらいなのでしょうか?
タイミングを見計らって効率よく塗装するのが理想ですが、それぞれの時期にもメリット・デメリットがあります。合わせてお伝えするので、ぜひ参考にしてください。
外壁塗装に適した気温や湿度は、春と秋をイメージしてもらうとわかりやすいかもしれません。
程よい薄着で快適に過ごせるような時期は、塗装にも最適です。
しかしデメリットもあるので、それぞれ詳しく見ていきましょう。
春と秋は塗装に最適です。空気も比較的乾燥しているので、塗装の乾燥も速いでしょう。
しかし塗装に最適な季節は依頼も集中します。そのため業者によっては数か月先の予約まで埋まっていることがあるので、希望のタイミングで塗装できないかもしれません。
また、春と秋でも暑い日があります。基本的に施工中は窓を開けられず、工程によってはエアコンの使用もできなくなることがあります。体調を崩さないよう万全の準備が必要でしょう。
決して「できない」というわけではないのですが、雨や積雪の時期は塗装が難しいです。
湿度85%以上・気温5℃以下では工期が伸びる可能性があることを覚えておきましょう。
しかし、雨や積雪の時期だからこそのメリットもあります。
雨や積雪の時期は塗装を避ける方が多いため、業者にとって閑散期になります。普段は数か月先まで予約で埋まっているような業者でも、希望の日時で早めに予約が取れるかもしれません。
雨や積雪の時期は湿度が高くなります。湿度が高いと塗料が乾きにくいので、スケジュール通りになかなか進まないことも多いです。
外壁塗装に適した気温や湿度があるのは確かですが、それ以外にもご自身の生活のタイミングで依頼することもできます。
塗装の工程において、音やにおいの発生は避けられません。
例えば、近隣に受験生がいる場合は時期を配慮したり、自営業の方は繁忙期を避けたりなど、生活によって依頼時期を選ぶ方も多くいます。
気温や湿度にこだわりすぎず、生活に支障のないタイミングを見計らってみてください。
外壁塗装は近隣への配慮も必要な工事だからこそ、依頼する時期についてはご家族で話し合うことが大切です。
迷ったら業者に相談して、話し合いながら決めていきましょう。
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