2024/07/22
コラム
シリコン塗料は日本の住宅の7割に採用されるほど、塗装の定番です。
シリコン塗料の特徴やメリット・デメリットなどを紹介するので、ぜひ塗料選びの参考にしてください。
シリコン塗料とは、シリコン系やアクリルシリコン系の合成樹脂を主成分にした塗料のことです。別名「シリコン樹脂塗料」と呼ばれることもあります。
シリコン塗料は
・耐久性が高い
・気候の変化に強い
・汚れを弾きやすい
など機能性に優れているため、外壁塗装や屋根塗装などあらゆる場面で重宝されています。
便利なシリコン塗料ですが、メリットの反面、デメリットもあります。
メリット・デメリットどちらも知って、納得のいく施工をしてください。
・リーズナブル:一般的に、シリコン塗料の耐用年数は8~15年とされています。アクリル塗料5~7年、ウレタン塗料7~10年なので、シリコン塗料はかなり長寿命であることがわかります。耐用年数が長い分メンテナンスの頻度も少ないので、コスパの面でも優秀といえるでしょう。
ただ、近いうちに引越しや売却の予定がある方は、耐久性の長いシリコン塗料をあえて使わなくても良さそうです
・ツヤをキープしやすい:シリコン塗料は他の塗料に比べてツヤが長持ちします。外壁でも屋根でも、ツヤが引けていると見栄えが悪くなるものです。美しいツヤをキープしてきれいな外観をつくりましょう
・バリエーションが豊富:シリコン塗料は塗装において定番なので、さまざまなバリエーションが発売されています。カラーや機能性など、ニーズに合ったものを選びましょう
・重ね塗りに不向き:シリコン塗料は撥水性が高いため、重ね塗りには向いていません。どうしても重ね塗りが必要な場合は下地を使用しましょう。しかし作業も難しいので、ご自身ではおこなわないほうが賢明です
・ひび割れしやすい:弾力性の低いシリコン塗料だとひび割れを起こしやすいのでご注意ください。特にモルタル外壁はシリコン塗料と相性が良くありません。しかし最近では弾力性の高いシリコン塗料も市販されています。ひび割れをゼロにするのは難しいですが、ある程度の緩和効果が期待できるでしょう
・施工の難易度が高い:シリコン塗料での塗装は、熟練の職人でなければ難しいといわれています。ホームセンターで市販されていてもご自身では作業せず、信頼できる業者に依頼することをおすすめします
シリコン塗料での塗装を考えているなら、信頼できる業者に依頼しましょう。
今後のメンテナンスのことまで快く相談に乗ってくれるような業者なら、良いお付き合いが長くできそうです。
大和装業株式会社へのお見積りや、ご質問等お問い合わせは以下より行っていただけます