2025/07/17
コラム
外壁塗装は高額な工事だからこそ、信頼できる業者に依頼したいものです。しかし中には知識のないお客様を狙い、手抜き工事を行う悪質な業者も存在します。見た目では分かりにくい部分も多いため、後からトラブルに気付いて後悔するケースも少なくありません。この記事では、施工中や完了後に確認すべき手抜き工事を見抜くための5つのチェックポイントを詳しく解説します。
外壁塗装の仕上がりを左右するのが下地処理です。高圧洗浄で汚れやカビを落とさずに塗装を行うと、塗膜の密着力が低下し、短期間で剥がれや膨れが起こる原因になります。
通常、洗浄には半日から1日程度かかります。あまりに短時間で終わった場合は要注意です。工程表や作業写真を確認し、しっかり洗浄されているか確かめましょう。
養生とは、塗料がついてはいけない部分をシートやテープで保護する作業です。この作業が雑だと、窓や玄関などに塗料が付着し美観を損ねます。
養生がきちんとされている現場は、テープの貼り方やシートの隙間も丁寧です。作業中に現場を確認し、きちんと保護されているかをチェックしましょう。
外壁塗装は「下塗り・中塗り・上塗り」の3回塗りが基本です。また、各工程で十分な乾燥時間を確保する必要があります。
工程を省略し2回塗りで終わらせたり、乾燥時間を守らず連続で塗装する業者もいます。見積書や契約書に塗り回数が明記されているか確認し、作業中は塗装の進み具合を現場で把握することが大切です。
見積もりでは高品質塗料と説明していても、実際にはグレードの低い塗料を使うケースもあります。缶をすぐ処分して証拠を残さない業者もいるため注意が必要です。
塗料缶を現場に置いてもらい、メーカー名・商品名を確認しましょう。写真を撮っておくのも有効です。また、納品書や使用量の報告を受けることをおすすめします。
塗装が終わったら、遠目と近距離の両方から仕上がりを確認します。塗りムラやタレがないか、触ってベタつかないかを確認しましょう。
優良業者は工事完了後に保証書を発行し、定期点検を行います。保証内容や期間が明記されているか、トラブル時の対応についても事前に確認しておきましょう。
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